「クラウドソーシングでなかなか案件を受注できない」
もし、このように悩んでいるならなら、クラウドソーシングを上手く使えていないからかもしれません。クラウドソーシングで案件を獲得するためには、コツがあります。
僕も以前は提案をしても全く受注までいけませんでしたが、改善を重ねた結果今では直接依頼まで来るようになりました。
提案文の書き方や、プロフィールの書き方など案件を受注するためにすべき7つのことを紹介しますね。
クラウドソーシングで受注するためにすべき7つのこと
発注率の確認
クラウドワークスにはありませんが、ランサーズにはクライアントの発注率というものが表示されています。発注率とは、提案に対して実際に発注した割合のこと。
発注率が低いクライアントは、募集期間が終わっても誰にも依頼しないまま自動キャンセル等で発注しないままになる割合が多いということです。このようなクライアントには提案しても時間の無駄となる可能性が高いので避けましょう。
具体的には、発注率が70%以上のクライアントのみに提案するようにすればOKです。
本人確認等を済ませる
クラウドワークスでもランサーズでも、プロフィールページには本人確認等が済んでいるかどうか表示されます。これはほとんどの人が行っているため、完了していなければむしろ悪目立ちしてしまいます。
なので、必ず手続きをしておきましょう。
クラウドワークスでは、本人確認とNDA締結(秘密保持契約)の2つがあります。ランサーズは、本人確認と機密保持確認、電話確認、ランサーズチェックの4つがあります。
5分もあれば出来るので済ませておきましょう。
プロフィールは詳しく入力
クライアントは誰に発注するかを選ぶときにプロフィールを確認するため重要です。
プロフィールには、
- 素性(普段何をしている人なのか)
- 得意なことを簡潔に
- 具体的な可能業務
- 実績・経験
- 得意分野
- その他(可能な連絡手段や対応時間など)
このような順番で書いていけば大丈夫です。
さらに具体的なプロフィールの書き方は以下の記事を参考にしてみてください。例文も載せているのでコピペして使ってもOK。
また、僕はクラウドソーシングを顔出し&本名でやっています。そもそもクラウドソーシングは匿名感が強いので、自分の素性を明らかにすればそれだけで他のユーザーと差別化できて「この人になら仕事任せても大丈夫かな」とクライアントに思ってもらえやすくなります。特別な事情がなければ、顔と本名は公開した方がいいですよ。
実績は必ず載せる
実績といっても、クラウドソーシング初心者であればまだ案件をこなしたことによる評価はほとんどついていないはずです。
それなら、自分がこれまでに作った制作物等を示すしかありませんよね。
WebサイトやLPの制作案件を取ってきたいなら、過去に作ったWebサイトなどのURL。
ライティング案件を取ってきたいなら、過去に執筆した記事や自分のブログなど。
アピール出来るものが何もない人は、とにかく低単価で提案を出していって実績を積み重ねていくしかありませんが消耗するのでおすすめはできません。
ライティング案件を取りたいなら、まずはブログを始めましょう。記事の書き方のコツはとにかく記事を書いて習得するしかありませんし、その記事が読まれるようになれば「自分のブログは◯万PVあります」と実績としてアピールすることができます。
Webサイト制作案件を取りたいならプログラミングスクールに通ってプログラミングを学びましょう。多くのプログラミングスクールが制作物を作ることがカリキュラムにあることが多いので、そのまま制作実績として活かすことができます。
提案文はシンプルに分かりやすく
提案文は、毎回その案件に沿った形で詳細に書くのは大変ですし、だからと言ってコピペ感があるとクライアントに対して良い印象を与えません。
僕はある程度の形は決めておいて、それを提案ごとに少し変えるようにしています。だいたい以下のような流れで提案文を作っています。
- 自己紹介(一言で)
- どう対応できるか
- 納品日
- 経歴・実績
- その他
ここで重要なのは「どう対応できるか」の部分ですね。「要望通りに対応できます」みたいなフレーズは必ず入れておきましょう。あと、募集によっては「WordPressを使った開発経験あるか教えてください」とか「過去に書いた記事を見せてください」とかクライアントが確認したい旨を書いている場合があります。そこは見落とさずに、提案文の冒頭で必ず答えておきましょうね。
なお、提案文に関しては以下の記事を参考にしています。
提案金額は最低金額+少々で
提案金額をいくらにすればいいかは難しいところですよね。クライアントからすれば少しでも安く発注したいところでしょうし。
具体的には、募集で出している最低金額+少々ぐらいの金額で提案すれば選んでもらいやすいです。どうしても欲が出て少しでも単価を上げたいところですが、実績が乏しい場合には他の方との競争に負けてしまう可能性が高まります。
例えば2~5万円の幅で募集している案件がある場合は、3万円で提案してみるとか。必ずしも最低金額で提案する必要はありません。最低金額で案件を取ってきても、労働時間に対して収入が見合わないということになってしまいかねないので。
相手の立場になって考えることがコツ
もし、自分がクライアントの立場ならどんな人に仕事を頼みたいか考えてみましょう。それを自分自身が実践すればいいだけです。
僕はクラウドソーシングをクライアントとしても利用することがありますが、ここで書いた案件受注のためのテクニックはその経験も活かしています。
あとは、経験がなくてスキルもないならそのことを正直に提案文に書くのもありです。ただ、スキルがありませんと言ってもクライアントを不安にさせるだけなので、「追加で2ページまでは無料でコーディングします」みたいなおまけを付ければいいんです。
ここで書いた内容を実践すればきっと受注できて、さらに直接依頼でも仕事が舞い込んでくるようになりますよ。