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フリーランス知識

開業freeeってどうなの?実際に個人事業主の開業手続きをしてみた【評判】

個人事業主になるためには「開業届」を税務署に提出する必要があります。役所への届出が必要だと聞くと、なんだか難しそうに感じてしまいますよね。

しかし、「開業freee」を使えばたった5分もあれば個人事業主として開業することができてしまいます。しかもサービスの利用にかかる費用は無料

僕もこの開業freeeを使って開業届を作り、税務署に提出して個人事業主になりました。開業freeeを使った場合の開業までの手順と実際に利用してみた感想を紹介しますね。


開業freee(開業フリー)とは

開業freeeのサービスサイト開業freeeのサービスサイト

開業freeeは、freee株式会社が提供している個人事業主になるための開業届の手続きを簡単に行うためのサービスです。

開業freeeはすべてのサービスを無料で利用することが可能。freeeは会計ソフトをメインにしている会社なので、開業すると必要になる確定申告で自社の会計ソフトを使ってもらえることを見越して無料で提供しているのかもしれないですね。

 

個人事業主になるまでの手順

通常、個人事業主になるためには以下の手順を踏む必要があります。

  1. 開業届を記入
  2. 管轄の税務署に提出

開業freeeでは、開業届の提出まで全てをWeb上で行えます

また、個人事業主は青色申告か白色申告を選択することができ、節税効果の高い青色申告を選択すると別途届出が必要なのですが、開業freeeなら開業届を作成するのと同時に青色申告の届出書類も作成することができます。この青色申告の届出は開業後2ヶ月以内に提出する必要がありますが、開業freeeで同時に作成して開業届と一緒に提出してしまえるので手間がかからず楽です。

開業届の提出方法

開業届は事業所の所在地や居住地の管轄の税務署に提出することになります。

提出方法は、

  • オンラインでの電子申告
  • 税務署に持ち込み
  • 郵送

のいずれかになります。

開業freeeでは電子申告に対応しているため、開業freeeのサービス内で提出まで行うことができます。電子申告だと紙の書類を印刷するなどの手間がかからず、必要なものはマイナンバー確認書類のみです。(税務署への持ち込みまたは郵送の場合はハンコが必要)

 

実際に開業freeeを使って個人事業主になってみた

今回、個人事業主になるにあたって開業freeeを実際に使ってみました。開業までの手順は以下のようになります。

  1. 開業freeeに登録
  2. 開業にあたって必要な情報を入力
  3. 出力された書類を印刷
  4. マイナンバーを記入
  5. 管轄の税務署に郵送か持ち込みで提出

一つ一つの手順をさらに詳しく説明していきますね。

まず、開業freeeに登録します。

 

登録したら早速開業届をフォームに沿って作っていきます。

仕事の概要にはこのようなカテゴリーが用意されています。フリーランスであればさらにITサービス・ソフトウェア、ライター、カメラマンなどのサブ項目が出てくるので選択しておきましょう。フリーランスエンジニアなら「ITサービス・ソフトウェア開発」でOKです。

さらに詳しく情報を入力していきます。事業開始予定日はもうすでに仕事を始めていれば過去の日付、まだであれば開業届を作成した日や未来の日付でOK。屋号はあってもなくてもどちらでも大丈夫ですし、後から変更することもできるので気軽に決めてしまっても問題ありません。余談ですが、僕は好きなバンドの曲名から取って「Miree」という屋号を付けました。

確定申告の種類ですが、以下の3種類から選ぶことになります。

  • 青色申告 65万円控除
  • 青色申告 10万円控除
  • 白色申告

節税効果が最も高いのは青色申告65万円控除になります。ただし、簿記素人には理解が難しい複式簿記による記帳が必要になるため避けられがちで、簡易な記帳でOKな10万円控除を選ぶ人が多いと税務署の方にも言われました。
しかし、会計freeeを使えば知識がない人でも面倒な複式簿記での記帳を行えます。だから、青色申告65万円控除を選択しても問題ないですね。

それに青色申告65万円控除、同じく10万円控除、白色申告でこんなにも納税額が変わってきます。青色申告65万円控除が絶対にお得。

「書類を提出する」ボタンを押したら、提出の手順が案内されます。書類の提出先は納税地管轄の税務署を選択します。

PDFで出力された書類を印刷してマイナンバーの記入と押印をすれば、あとは税務署に提出するだけ。郵送か税務署に持っていくかを選べます。

僕は税務所に持っていくことにしました。税務署への持ち込みの場合は、開業届の書類、マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カード、顔写真付きの身分証明書(免許証等)が必要です。

税務署では「個人事業主の開業届です」と伝えると、職員の方から記載内容に問題ないか確認されて終わり。もちろん記載内容に不備等はなし。

こうして個人事業主になることができました。

 

開業freeeの口コミ

 

たった3分で個人事業主になれるサービス

開業届の書類を出力するまでにかかった時間はわずか3分。税務署の窓口でも2,3分の所要時間で受理してもらえたので「え、そんなに早く手続きできるの?」と驚きました。

個人事業主ってこのようなサービスを使うと簡単になれますし、面倒だとされる確定申告もクラウド会計ソフトを使えば煩わしいことなく行えます。会計ソフトは、MFクラウド会計freeeの両方とも使ってみましたが、会計freeeの方がデザイン等が洗練されていますし簿記の知識がない自分には使いやすかったです。家計簿アプリのような感覚で使えるので。
確定申告は1/1~12/31までの1年間の収支を申告するのですが、1/1に開業しようと、年の途中で開業しようと結局記帳すべき量は同じ1年間です。だから、いつ開業してもなんら変わりはありません。(12月などの年末に開業するとその年の確定申告が必要になるので面倒なことになりますが…)

個人事業主の開業届を作成できる無料サービスは開業freeeしかないので、開業を考えている方は利用してみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
オカヒロト
1995年山口県生まれ。 大学は情報系学部に進学し、卒業後はメガベンチャー(派遣エンジニア)、SaaSスタートアップ(正社員)での勤務を経てフリーランスエンジニアとして独立。