フリーランスならではの悩みって何だと思いますか?
- 万が一の時の保障
- 取引先との直接的な金銭のやりとり
- 健康問題
これらがよく言われているフリーランスならではのデメリットだと思います。正社員と違って会社という後ろ盾がないので、もし偶然の事故での納期遅延であったり、著作権侵害での損害賠償の請求などをされたり、取引先から入金がなくて焦ったり、ということは珍しいことではなく誰にでも起こり得ます。
だからこそ、フリーランスは自分自身で自らの身を守る必要があるんですね。そんなフリーランスの身を守ってくれる画期的なサービスが「フリーナンス」というサービス。無料で利用できるのに、フリーランスへの保障やキャッシュフローを健全化させる取引先への請求手段を提供してくれます。
実際に登録して利用してみたのでレビューしながら、フリーナンスについて解説していきますね。
フリーナンスとは
フリーナンスはGMOペパボが運営するサービスです。「フリーランスを、もっと自由に。」というメッセージの通り、フリーランスへの金銭面と保証面でのサポートをしているサービスです。
利用は無料。詳しくはあとで説明しますが、即日支払いのサービスを利用した場合のみ手数料として差し引かれます。
仕組みとしては、簡単にいうと「フリーナンスへの登録=フリーナンス口座開設」となります。ただ、この口座は請求書に記載する振込先口座としての利用になるので、給与振込など他の用途では使えません。
フリーナンス口座に入金された報酬をそのまま登録したメインバンク口座に振替という形になります。なので、フリーナンス口座は表面上の口座になります。
フリーナンスの3つの特長
- 無料で補償が付与される
- 請求書を即日現金化できる
- お得に所得保障を付けられる
無料で補償が付与される
フリーナンスは登録料・利用料が無料なのに、事故や業務での損害に対しての補償をしてくれます。
補償内容としては以下の通り。
- 業務遂行中の事故(最高5000万円)
- 仕事の結果の事故(最高5000万円)
- 受託物の事故(最高500万円)
- 情報漏洩(最高500万円)
- 著作権侵害(最高500万円)
- 納品物の瑕疵(最高500万円)
- 納期遅延(最高500万円)
どれもあってはならないものですが、会社員のように会社が後ろ盾としてないフリーランスにとって、これだけの補償があると安心ですよね。
請求書を即日現金化できる
資金のやりくりで困った場合に請求書をフリーナンス側が買い取る形で現金化することができます。
手数料は3%~10%ですが、フリーナンス口座を使えば使うほど下がっていきお得になる仕組みです。
最近では銀行融資だけではなく、即日で素早く調達できるファクタリングサービスもありますが、フリーナンスでは請求書を買い取ってもらう形で現金化でき、返済不要であるため利用しやすいですね。
お得に所得保障を付けられる
フリーランスにとって一番怖いのは病気などで働けなくなって収入が途絶えることですよね。
フリーナンスでは、怪我や病気で働けなくなった場合に最長1年間の所得補償を受けることができる保険にお得に加入することができます。事故や病気の場合だけでなく、国内外どこでも、天災の場合でも補償してくれます。
公式サイトには保険料のシミュレーションがあったのでやってみましたが、僕の年齢(25歳)で職業がサーバエンジニア、受け取る金額を月額20万円で設定すると保険料は月額780円でした。
フリーランスであればリスクへの投資は必ず必要だと思うので、これはフリーランスにとって嬉しいですね。フリーナンスで加入すると個人加入に比べて60%安くなるので、フリーナンスから加入する方が絶対に良いですね。
フリーナンスはフリーランスの味方
会社に属していないフリーランスにとって万が一の事態が起きてしまった場合は死活問題になります。
フリーナンスでは無料、もしくは低額でフリーランスにとって必要な補償をつけることができますし、現在フリーランスのための保険に加入していない方はまずフリーナンスに入っておけば安心ですね。
登録は5分もあればできますし、特別に必要なものは身分証明書のみで簡単でした。今後フリーナンスを使う使わないに関わらず、入っておいて損はないと思います。