開業届を出して個人事業主になったり、会社員として働いていても副業や仮想通貨・FXなどの投資で利益が出たときには確定申告をする必要があります。
「確定申告は面倒」というイメージが強いと思いますが、最近はクラウド会計ソフトを使うことで楽に終わらせることができます。クラウド会計ソフトを提供している会社は多いのですが、その中でもオススメなのが「会計freee」というサービスです。
実際に個人事業主である僕も使っているので、会計freeeのメリット・デメリットを紹介しながら、どのように確定申告に必要な経理業務を終わらせることができるのかを説明していきますね!
会計freeeとは
会計freeeとは、会計の知識がなくても経理業務をこなすことができるクラウド会計ソフトです。
クラウド(PCにソフトウェアのインストールが必要ない)で動くので、インターネット環境さえあればどこからでも使うことができます。また、会計freeeにはスマホアプリもあるので、もしパソコンがなくても利用可能です。
会計freeeには個人事業主と法人向けがあり、個人事業主にも企業の経理部門でもよく使われています。
会計freeeのメリット
- クレジットカードや銀行口座の登録で仕分けを自動化
- 確定申告には質問をYes/Noで答えるだけで完了
- 請求書の発行も可能
クレジットカードや銀行口座の登録で仕分けを自動化
会計freeeの最もおすすめなポイントがこれです。
3300種類以上の銀行と、130種類以上のクレジットカード、そして40種類以上の決済サービス・電子マネーなどと連携することができ、日付や金額、取引先などの明細を会計freeeが自動で取得します。それらはAIによって最適な勘定科目に振り分けられるので、手入力する必要なく経理作業を行うことができます。
実際に銀行とクレジットカードを連携して使っていますが、自分でやることは最初の取引時に名目などを選択するだけ。一度この操作をやっておけば、あとはAIがやってくれるので完全に自動化できます。
確定申告は質問に答えていくだけで完了
仕訳が完了したら、あとはマルバツで質問に答えていくだけです。
「仮想通貨での取引はあったか」や「給与所得があったか」などの質問が用意されており、該当している項目があれば入力していきます。
上から順に入力していくことで直感的に確定申告を済ませられます。質問形式で申告書を作成できるのはfreeeだけとのこと。
請求書の発行も可能
個人事業主ならクライアントに対しての請求書の作成はマストですよね。会計freeeでは請求書だけでなく、見積書、発注書、納品書、領収書の発行までできます。
しかも、請求書を発行すると請求金額が会計freeeに紐づくようになっているので、どの請求による入金なのが分かりやすくて管理もしやすいです。これは手間も減るのでかなり重宝しています。
会計freeeのデメリット
- サービス連携の中には挙動が不安定なものもある
サービス連携の中には挙動が不安定なものもある
時々、連携が切れて再度手動でログインする必要が出ることもあるので、完全に自動で仕訳ができるわけではありません。その度に連携し直さないといけないのは少し面倒ですが、セキュリティ面を考えると仕方ないのかもしれませんね。
会計freeeの料金
プラン名 | スターター | スタンダード | プレミアム |
料金(税抜) | 1180円(月額のみ) | 2380円(月額のみ) | 39800円(年額のみ) |
上記は個人事業主向けのプランです。日々の取引を入力する程度で、確定申告に向けて最低限のことをやれればいいのであればスタータープランで十分ですね。僕もスタータープランを利用しています。
会計freeeなしでの確定申告を考えられない
実査に確定申告をしてみて思いましたが、会計freeeを使うと本当に楽に終わりました。確定申告に必要な書類も出力できますし、そもそも申告書に記入する金額を自動的に計算してくれます。自分で計算からするとなるとミスする可能性もありますし、実際に間違った申告をしてしまうと税務署から連絡が来る可能性もありますから正確にできるのはいいですね。
確定申告は面倒だから全て税理士に任せるという方も多く、確かに税理士に任せるのが最も楽な方法ではありますが、どうしても大きな費用がかかってしまうのがネックになりますよね。その点、会計freeeだと年間12000円ほどのコストしかかからないので、確定申告の手間も省きつつ経費削減が可能です。
最大30日間無料で利用できるので、まずは実際に触ってみて操作性を確かめてみると良いでしょう。