派遣エンジニア

元派遣エンジニアが解説!派遣エンジニアの残業時間ってどれくらい?

IT系は正社員だけでなく派遣での就業でも残業があります。しかし、派遣エンジニアは派遣先と労働者の間に派遣会社を挟んでいるので、残業時間とか残業代にはかなり厳しいんですよね。
正社員だと残業代未払いとか、違法なほど働かされるというケースもありますが、派遣だと派遣会社が厳しくチェックしているのでそんなことはありません。なので、プライベートの時間もしっかり確保できます。

ただし、実際どれくらいの残業があるのかは気になりますよね。以前、派遣エンジニアとして働いていた僕がどれぐらい残業があるのか解説していきます。

派遣エンジニアの残業時間はどれぐらいなのか

派遣エンジニアの残業時間は比較的少ない方です。
派遣エンジニアは就業先とエンジニアの間に派遣会社が仲介しており、労働時間は派遣会社が管理していて残業代もきちんと払われるので、サービス残業や違法な労働がありません。

そのため、基本的に残業は40時間以下であることが多いですね。残業ゼロの求人も普通にありますし、20時間以下の求人も多い印象です。

 

派遣なら残業時間をあらかじめ知ることができる

派遣会社のサイトに掲載してある案件にはどれも残業時間の有無と目安時間が記載されています。正社員の転職サイトだと残業時間は基本的に書いていないですし、珍しいですよね。

以下はエンジニアガイドという派遣サイトの実際の案件。残業時間は10~30時間とありますね。

以下はパーソルテクノロジースタッフの案件ページ。こちらも残業時間が10~20時間とありますね。

派遣会社によって、記載されている残業時間の時間幅は異なりますが、だいたい「10~20時間」のように10時間幅で記載してくれています。もし、残業時間を詳細に知りたいなら、希望の案件にエントリーしてから設定される職場見学(就業前に必ずある面談のようなもの)の際に現場の方に聞いてみてもいいでしょう。

 

残業ゼロや時短勤務も可能

派遣エンジニアは、残業ゼロや時短勤務も実現可能です。

実際に僕が派遣会社で働いているときは残業ゼロでした。さらに、週33時間勤務だったので時短勤務でもありました。

最近はコロナウイルスの影響もあり、リモートワークできる案件も増えていますし、もし残業はあったとしても通勤時間がない分仕事後の余暇は十分に確保できます。残業時間だけにこだわるのではなく、リモートで働けるかどうかも考慮して案件を探すと良いでしょう。

 

残業時間を減らしたいなら派遣エンジニアがおすすめです

僕は数多くの派遣エンジニア案件を見てきましたが、残業時間が40時間以上というものはほとんどなく20時間以下のものが多いですね。派遣会社の方が言うには、働き方改革で少しずつ残業時間が減ってきているとのことです。

派遣でも労働時間が1日8時間を超えると残業代をきちんと法律通り25%増しで払わなければならず、どの企業も人件費を削減したいことから派遣社員に残業をなるべくさせたくないという空気感はあります。これらの風潮もあって、今後ますます派遣エンジニアの残業時間は少なくなっていくでしょうね。
ただでさえエンジニアは人材不足ですし、悪条件の会社はどのエンジニアからも敬遠されてしまいますから。

「今よりも残業を減らしたい」「残業の少ない現場で働きたい」なら派遣エンジニアになりましょう。それらを実現できる可能性が高いです。

おすすめのエンジニア派遣会社は以下にまとめてあります。どれもWebから登録できて即日で案件の紹介を受けることも可能なので、まずは登録してどんな案件に参画できそうか探ってみるといいでしょう。

ABOUT ME
オカヒロト
1995年山口県生まれ。 大学は情報系学部に進学し、卒業後はメガベンチャー(派遣エンジニア)、SaaSスタートアップ(正社員)での勤務を経てフリーランスエンジニアとして独立。