動画でプログラミングが学べる日本語のサービスとして有名なところでは、ドットインストールやUdemyがあります。ただし、これらはどうしても基礎的な内容を扱ったものが多くてプログラミング中級者から上級者には物足りないものが多いんですよね。
もし、サービスを作る上で必要となる実務的なスキルや知識を身に付けることができるレッスンはなかなかありません。
そこでおすすめなのが「Code4Startup」というサービス。動画での受講かつ英語ではありますが、英語が分からなくても問題なく学べるので僕はかなりお気に入りです。
実際に受講してみての感想や登録手順などを説明していきますね。
Code4Startupとは
Code4Startupは動画でRuby on RailsやPython、Angularなどの言語を実際のスタートアップのサービスのクローンを作りながらプログラミングを学べるサービスです。日本でもよく知られている民泊サービスのAirbnbやブログサービスのMedium、マッチングサービスのTinderなどの講座があります。
プログラマーの@LeoTrieuさんが開発しているようです。
Code4Startupで学べること
Code4Startupでは、Pro ProjectsとNinja Tutorialsに分かれています。Pro Projectsは既存サービスのクローンを作成していくレッスンで、Ninja Tutorialsはもう少し低いレベルでプログラミングを学べるレッスンになっています。
まずは、Pro Projectsのラインナップから紹介。Airbnbやtinder、fiverr(日本でいうココナラのようなサービス)、Product Hunt(Webサービスやアプリなどの新規プロダクトを発掘できるキュレーションサービス)の開発を学べるレッスンが用意されています。
Ninja Tutorialsではランディングページの作り方や、Heroku、React、Swiftなどの基礎を簡単なアプリを使いながら学べます。1時間ほどのレッスンがほとんどなので、サクッと学べるのが素晴らしいところ。
Rubyon RailsからPython、Swift、React、Angularなどかなり多くの言語が学べます。ただし、日本で人気のあるPHPは学べないので注意してください。
Code4Startupを受講してみた感想
Airbnbのクローンを作るコースを受講してみたのですが、学べる内容が実務に即していてかなりレベルが高いなと感じました。これまでもいくつかの本や動画サービスで独学をしたことがあるのですが、ここまで具体的に学べるサービスはありませんでした。
このレッスンを受ければシェアリングエコノミーのプロダクトを一人で完成させられるぐらいの力がつくと思います。
ただし、RubyやPython等それぞれの言語の基礎がわかっていない人には難しいと思うので、まずは基礎をしっかりと理解した状態で学ぶことをおすすめします。レッスンの中ではRubyやRailsなどの土台の部分はすっ飛ばして進んでいくので。
動画ももちろん全て英語ですが、講師の方はハキハキと喋っていて聞き取りやすいので英語力があるとは言えない自分でもだいたい理解できます。英語のリスニングの勉強にもなるので、英語学習に興味のある人には一石二鳥ですね。
Code4Startupの受講料と登録手順
Code4Startupの受講料は以下の通り。
プラン名 | Ninja Plan | Value Plan | Unlimited Plan |
---|---|---|---|
内容 | 全てのNinja Tutorials、メンバー専用サポート | 一つのPRO Project、全てのNinja Tutorials、全てのソースコードを提供、メンバー専用サポート | 全てのPRO Project、全てのNinja Tutorials、フルソースコードを提供、メンバー専用サポート |
受講料(月額) | 29ドル(約3300円) | 39ドル(約4400円) | 79ドル(約9000円) |
僕は39ドルのValue Planを選びました。時間に余裕があって、Pro Projectsを一気に受講したいならUnlimited Planがいいかもしれませんね。
海外のサイトなので「クレカ決済は怖い」かもしれませんが、僕は特に問題なく決済できています。ただ、解約するまで毎月請求が来る点だけは注意してくださいね。解約自体はマイページから簡単にできます。
登録手順ですが、まずは右上部にある「Create Free Account」からアカウントを作成しましょう。フェイスブック、GitHub、Google+、メールアドレスのいずれかで登録できます。アカウントの作成自体は無料でできます。
あとは、クレジットカードの情報を入力して有料プランに申し込みをしましょう。
Code4Startupでサービスが作れるエンジニアになろう
よくエンジニアは英語ができた方がいいって言いますよね。プログラミングに関する情報は英語の方が日本語よりも圧倒的に多くて、よりトレンドな情報をキャッチアップするなら英語の記事やサイトを見るしかないんです。
だからエンジニアである以上英語からは逃れられません。Code4Startupも全て英語ですが、日本語で似たようなサービスがない以上そこで学ぶ以外の選択肢はないんですよね。
Code4Startupで学べば一つのプロダクトをローンチできるレベルまで到達できますし、今まできちんとしたアプリを作ったことがない方やこれから起業に向けてプロダクトを作っていきたい人にはかなりおすすめです。
もし、英語に抵抗があって日本語で学びたいのであればプログラミングスクールやUdemyでの受講を検討してみるといいでしょう。