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現役エンジニアが解説!SIerとWeb系の違いとは

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IT系と呼ばれる企業には大きく分けて以下2つのタイプがあります。

  • SIer
  • Web系

この2つの具体的な違いがイメージできますか?もし、IT系への就職や転職を希望しているなら、これらの企業のそれぞれの違いについて知っておく必要があります。
もし、知らないまま就職や転職してしまうとあとで後悔することになりますからね。

現役エンジニアでWeb系企業で働いている僕が、SIerで働いている友人から聞いたことも含めて解説していきますね!

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SIerとは

SIerとは、システムインテグレーション(SI)から生まれた造語であり、SIerとは本来はSIで働く人という意味ですが、企業のことを指す言葉としてよく使われています。

基幹システムや業務システムなどを開発するのが主な仕事です。基幹システムや業務システムとは、例えば企業内で使われる会計管理システムや在庫管理システムなどがそれに当たります。またインフラや行政などに提供するシステムもSIerが開発していることが多いですね。

 

システムエンジニアは基本的に客先常駐

SIerで働くエンジニアはクライアント先に常駐して働く、いわゆる客先常駐であることが多いです。配属された本社や支社での勤務になる可能性は少なく、客先は配属地近くか、もしくは遠い場所になる可能性もあります。周りのSEをやっている友人の中には、富山や北海道などに1、2ヶ月の長期出張という形で仕事をしていた人もいますね。

SIerは上流工程、下流工程などとそれぞれ担当する工程が分かれているのが一般的です。やはり上流で仕事をする方が給料は良い傾向にあります。

 

プログラムはあまり書かない

上流でシステムエンジニアをやっている友人によると、システムエンジニアの仕事はSQLの設計、プログラマーへの指示やクライアントとのやりとりなどが主とのこと。研修時にプログラミングは学ぶものの、自分で書くことはほとんどないみたいですね。ちなみに、プログラムを書くのは別会社のプログラマーであることが多いとのこと。

システムエンジニアももちろんSQLやプログラミングなど、最低限の知識は必要ですが、最も重要なのはコミュニケーション能力のようです。クライアントとのやりとりが多いですからね。

残業時間は企業によってピンキリではあるものの、周りのSEの友人を見ていると、客先常駐の場合は深夜までの残業や土日出勤や夜勤を強いられている人もいます。銀行系システムのように平日に作業ができないプロジェクトだと夜間作業や休日作業が必要なこともあるので、ある程度の時間外労働については仕方ないかもしれないですね。

 

企業体質や開発フローは期待できない

SIerでは、ウォーターフォール型開発が一般的です。ウォーターフォール型開発とは、一度仕様を決めると基本的にはそのまま開発を進めていくという開発手法になります。デメリットは途中で何らかの変更があった時に対応がしづらいことですね。逆に言うと手戻りは少ないのがメリットになります。

企業体質は古いところが多いので、基本的にスーツ勤務になります。ただ、大手SIerだとどこも労務管理はしっかりしているので、残業代はきちんと支給されたり、有給休暇も取りやすかったりする場合が多いです。この点はベンチャーやスタートアップが中心のWeb系企業に比べるとかなり安定していますね。

 

Web系企業とは

Web系企業はいわゆるWebサービスやスマホアプリの開発などを行っている企業のことを指します。これらの多くが自社開発であり、受託開発を行っている会社でも持ち帰り案件である場合がほとんどなので、SIerのように客先常駐で働くということはまずありません。
Web系企業の身近な例を出すと、Googleやメルカリ、Amazonなどがそれに当たります。

つまり、外部の人とあまり関わることがあまりないのもあって、働き方が柔軟である場合が多いです。

 

私服勤務可やリモートワーク可など先端的な働き方がしやすい

Web系は勤務形態が柔軟であるのが特徴で、私服勤務やリモートワークが可能であったり、副業OKであったりと働きやすさにこだわっている企業が多いです。

残業時間に関しては少ないところから多いところまでピンキリです。自社開発の企業だと働きがいがあることから好んで残業している人は多いです。ただ、残業を強いられるというよりは、みんなが残業しているから帰りづらい雰囲気があるというだけですね。そういう雰囲気でも気にしない人なら苦にはならないでしょう。

風土としては、年功序列というよりは実力成果主義である場合が多いです。実力で評価してもらいたい人にはWeb系の方が向いていますね。
ただ、スタートアップだとそもそも評価制度がきちんと定まっていなかったり、業績連動昇給だったりと、評価や昇給などの制度があいまいになっていることがよくあります。給与もピンキリですが、SIerに比べるとやや低い傾向にあります。

 

プログラマーとシステムエンジニアの中間的な仕事である場合が多い

仕事の内容としては、いわゆるプログラマーがやることもシステムエンジニアがやることも任せられます。
要件定義から概要設計、詳細設計、実装、テストまで担当することが多いです。職種にもよりますが、Webエンジニアやソフトウェアエンジニア、スマホアプリエンジニアなどであれば実装が比重としては最も重くなります。

SIerと違って自社オフィスでの勤務の場合がほとんどなので、出張は少なく転勤等の可能性も低いです。

 

モダンな環境である場合が多い

Web系企業はモダンな環境であることが多く、実際に僕が働いている会社も音楽聴きながら仕事をしてもいいですし、お菓子も食べ放題です。

開発フローとしてはアジャイル開発やスクラム開発が多く、最初に決めた仕様は変更されること前提で進んでいくので手戻りは発生しやすいものの柔軟な開発ができます。
バージョン管理にもGitHubやGitLabを使っている場合がほとんどですね。
ただ、開発はスピード感がある反面、進め方はSIerと比べるときちんとしていない点が多いです。

 

違いをよく知ってミスマッチを防ごう

SIerからWeb系企業への転職はしやすいものの、逆のパターンは難しいとよく言われています。
なので、SIerとWeb系のどちらに就職・転職するか迷っているならSIerを選択することをおすすめします。もし、SIerに就職したことを後悔しても後からジョブチェンジしやすいですからね。

Web系企業では、プログラミング未経験の状態から採用してくれる企業はかなり限られます。Web系企業で働くことを目指すなら、まずはプログラミングを学び、ポートフォリオと呼ばれる自作アプリなどを作るべきですね。
おすすめのプログラミングスクールは下記にまとめてあります。

SIerにもWeb系企業どちらにもメリット・デメリットは存在しますから、どちらが良いとは一概には言えません。実際にWeb系企業で働いている身からすればWeb系をおすすめしますが、こればかりは人それぞれですからね。
もし就職や転職を考えている場合には、ここに書いてある内容を参考にしてみてくださいね。

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