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toCとtoB企業でのエンジニア・プログラマーの仕事の違いについて

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世の中のサービスやプロダクトは、対象が2つのタイプに分かれます。一つは、個人消費者向けBtoC(customer)で、もう一つが法人向けのBtoB(business)。

toCとtoBでは仕事の内容が全く異なり、エンジニアやプログラマーが業務を行う上でも異なる点はいくつかあります。

実際に、toCとtoBのどちらでも働いた経験のある僕がそれぞれの仕事内容の違いについて解説していきますね。

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toCとtoBの3つの違い

セールスとの関わり方が違う

toCのセールスとtoBのセールスはやっている仕事が全然違っています。簡単に言うと、toBのセールスは自分たちの作ったプロダクトを売りに行き、toCのセールスはプロダクトのマネタイズのために営業しにいくというイメージですね。

なので、当然toBとtoCではセールスからのフィードバックの内容も変わってきます。toBだとプロダクトに対する直接的なフィードバックが与えられますが、toCだとセールスからのプロダクトに対するフィードバックというのはほぼないと考えて良いでしょう。

じゃあ、toCのプロダクトに対するヒアリングやフィードバックは誰から行うのかという話ですが、それは当然個人消費者になります。ただ、ヒアリングだけでカバーできない部分に関してはABテストなどの施作で改善を図ることになります。

 

PDCAサイクルの回し方が違う

前述したようにセールスとの関わり方が違うので、プロダクトのPDCAサイクルの回し方も異なります。

toBのプロダクトは、基本的にセールスがヒアリングした内容をもとに改善していくことが多いです。

例えば

  • 大企業
  • 中小企業
  • 創業したてのベンチャー

のようにペルソナを絞りやすいので、セールスからのフィードバックはかなり的を得ていることが多いです。当然、それぞれの企業によってプロダクトの使い方は違うので小さな差異はあるものの、フィードバックに沿った改善ができますね。

対して、toCのプロダクトはメインターゲットであるユーザーの声を拾うのはもちろんですが、

  • 課金や利用頻度は多いけどメインターゲットではないユーザー

このあたりのバランスを考えてフィードバックを活かしていく必要があるんですよね。効果を最大化することを考えなければいけません。

 

テストの工数が違う

toBは主に会社員の方が使うということもあり、そもそもある程度のITリテラシーがあることを前提に作ることになります。なので、例えば細かにふりがなを振ることもしないですし、UX(ユーザーエクスペリエンス)にまで相当なこだわりを持って開発しているケースはtoCに比べると少ないです。
テストはもちろんあるものの、一般的に考えられるテストケースを網羅しておけば良いと考える会社が多いですね。

対して、toCはユーザーのITリテラシーに差がありますし、どんなユーザーがどんな使い方をするか分からないのでかなり細かくテストする必要があります。具体的に言うと、何らかの操作をした後に「戻る」ボタンで戻ったり、何らかのボタンを連打したりですね。
なので、テストにかける工数としてはtoCの方が多いことがよくあります。

テストを外部の会社に発注して自分たちでは行っていない会社も多いですが、もし自分たちでテストをしている会社で働く場合は実装だけでなく、テストケース作成やテスト実行までやることになるケースもあるので注意しましょう。

 

toBやtoCにも特殊なパターンが存在するので注意

最近は、toBやtoCと2つのタイプだけで企業を語るのも難しくなってきました。なぜなら、D2C(Direct to Customer)やBtoBtoCのようにこれまでなかったようなサービスの流れが生まれてきているからです。

これらの場合も基本的には上記で説明したような特徴を含んでいるのですが、厳密には少し異なる部分もあるので注意が必要です。例えば、D2Cだと「自分の体型を計測して、体型に合ったスーツを作り後日配送」のようなサービスがまさにそうですね。
このようなサービスはシステム負荷に関してはECサイトほど考えなくても良いものの、ブランド力に欠ける分、分かりやすいUXやリピートしてもらえる仕組みで価値を訴求する必要があります。エンジニアとしてもそこまで考えて実装する必要があるわけです。

エンジニアの業務内容は業種によって結構変わるものなので、企業選びは難しいですが、一度企業に直接話を聞きにいってみると理解が深まると思います。僕もエンジニアになる前はこのあたりのことがあまり分かっておらず、手当たり次第に話を聞きにいっていましたからね。

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プロフィール

オカ ヒロト / Hiroto OKA

スタートアップで働くRailsエンジニア。大学在学中に起業を志すもスキルと知識不足で断念し、新卒フリーランス、派遣エンジニアでのメガベンチャー勤務を経て現職。
1995年生まれ山口県出身。

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