「機械学習」「人工知能」という言葉を最近よく耳にしませんか?
これらの開発によく使用されているプログラミング言語がPython(パイソン)という言語です。
僕自身、エンジニアとして仕事をしており、今までPythonを使ったことはないものの興味がありました。そんな時に、Python専門のプログラミングスクール「PyQ」さんで1ヶ月間モニターとして受講させてもらえることに。
PyQの詳細や学べる内容、実際に受講している中での感想をもとに紹介していきます。
PyQとは
PyQは、プログラミング言語の一つであるPythonを専門としたプログラミングスクールです。
カリキュラムの監修には、多数の著書をもつ西尾秦和氏がついており、初心者でも1から実務で通用するレベルまで学ぶことができます。
また、業界では標準になっているpandas、scikit-learn、JupyterNotebookというライブラリを使って機械学習やデータ分析を学べるので、実務でも即使えるように設計されたカリキュラムになっています。
そもそも、Pythonとはどんな言語で、それを使ってどんなことができるのでしょうか。
Pythonとは
Pythonは、英語で「ニシキヘビ」を意味するプログラミング言語です。
Pythonの特徴としては、少ないコード量でプログラムが書けること、コードが読みやすいことが挙げられます。
同じ処理を行うコードは同じ名前で管理することができるため、C言語などの他の言語に比べてプログラムが分かりやすく、少ないコード行数で書けるのです。
また、人工知能(AI)や機械学習、データ分析の分野でも使われている代表的な言語で、これらの技術を使ったサービスが増えてきているため需要も増しています。
Pythonで開発されている身近なWebサービスには、YouTubeやEvernote、Dropboxがあります。まだ日本ではPythonがWebサービスの開発に使われている例は多くないものの、日本のプログラミング言語別年収ランキングでは2位に入っているくらい「稼げる言語」としても知られています。
Pythonを使ってできること
Pythonを使えば以下のようなものを開発することができます。
- Webアプリケーション
- 機械学習
- 人工知能
- ゲーム
- iPhoneアプリ
Pythonは、PHPやRubyのようにWebフレームワークも豊富なので、もちろんWebアプリケーションの開発にも使われますが、やはり最近はデータマイニングや機械学習、人工知能の開発に使われるケースが多くなっています。
だからこそ、これらの開発に携わりたいならPythonはマストな言語です。
ちなみに、Webアプリケーション開発によく使われるフレームワークはDjango(ジャンゴ)で、機械学習の開発によく使われるライブラリはscikit-learnです。これらもPyQのカリキュラムに含まれているため学ぶことができます。
PyQで学べる内容
PyQで学べる内容は以下の6つ。
- 未経験からのPython文法
- プログラマー向けPython文法
- Webアプリ・API
- データ分析・機械学習入門
- スクレイピング
- 実務で役立つPython
これらを全て学ぶと、Webアプリケーションと機械学習、データ分析の開発ができるようになります。Webアプリケーションに関しては、カリキュラムにWebAPIのことやスクレイピングのことが含まれているので、かなり実践的な技術を身に付けることができます。
実際にPyQでPythonを学んでみた
実際に1ヶ月間、PyQで学習を進めていきました。受講スタイルは完全にオンラインとなります。教室がないので、全国どこからでもインターネットさえあれば受講可能。
受講を進めていく際はこのように左に資料や演習問題、右にエディタが表示されています。画面を行ったり来たりする必要がないので学習しやすいですね。
まずは、Pythonの文法や使い方を身につけていくために写経するような形で進めていきます。その後、与えられた演習問題を解いていくという形式。
一つ一つのパートをPyQでは「クエスト」と呼んでおり、その名の通りゲーム感覚で学習を進めていくことができます。
1ヶ月学習しましたが、学ぶ内容が多いため、プログラミング経験者でも全てのカリキュラムを終わらせられなかったです。1日どれくらい学習に時間を費やせるかによりますが、2ヶ月~3ヶ月かけるつもりでいた方がいいかもしれません。
ただ、1ヶ月でもPythonを使ってWebアプリケーションを作ることができるレベルまではいきました。機械学習に関しては、基本的なところは理解できたというところですね。
PyQの受講価格とコースの種類
プラン名 | 料金(1ヶ月) |
---|---|
個人ライト | 3040円 |
個人スタンダード | 8130円 |
僕はメンターなしのライトプランで受講しましたが、スタンダードプランの方がおすすめです。ライトプランとスタンダードプランは5000円しか変わらないですし、本気でPythonの勉強をするならスタンダードプランにした方がお得だと思います。分からないことがあった時に解決できなかったら学習がストップしてしまいますし、すぐに質問できる方がいいですからね。
PyQの口コミ
短期間にフルコミットできる人はPyQいいと思う
3000円/月でどのコースもできる
やからやればやるほどお得やれる時間が限られてるとaidemyとかと比べてちょっと損かな
— BOSS (@_error_boss) 2018年7月15日
PyQが面白くて震えている
— mihohoi (@Danny_miho) 2018年6月22日
実務レベルでPython書くならPyQ良さげ!✨https://t.co/NbkxybxYrA
— ひぐしゅん🐻 (@higusyunn) 2018年6月20日
PyQならPythonを格安でしっかり身に付けることができる
プログラミングスクールといえば、1ヶ月で10万円以上するのが普通です。しかし、PyQはそれに比べてかなり安価ですし、Pythonについてここまで実践的な内容を提供しているところは他にないですね。完全にオンラインに特化した受講スタイルだからここまで充実した内容とサービスを提供できているのでしょう。
PyQのホームページにある「90日間でプログラマーに」という謳い文句通り、たった150時間の学習で実務レベルまで学べます。月額3040円のライトプランなら3ヶ月受講しても1万円以下です。
もし、もっと本格的にPythonを学んで機械学習や人工知能の開発をしたいなら、DIVE INTO CODEがおすすめです。どちらもPythonに特化したコースがあり、即Pythonエンジニアとしてキャリアをスタートさせられるレベルまで学べます。
まだまだ機械学習や人工知能の開発をできるPythonエンジニアは多くないので、Pythonができればこれから重宝されるようになってくるはずです。もし、少しでもこれらの技術に興味があるなら、まずはPyQでの学習をおすすめします。